対話でつながるみんなの昭島より 昭島市長選の結果について
2024年昭島市長選において、「対話でつながるみんなの昭島」が擁立した田所良平市長候補は、15,237票を獲得し、大健闘しましたが、残念ながら当選することはできませんでした。力不足をお詫びするとともに、ご支持、ご支援いただいたすべての皆様に心から御礼を申し上げます。 市民連合を軸に闘った4年前と比較して、得票を５,１７２票増、得票率を１０.９６％前進したことは、臼井市政に対する市民の批判が一層高まっていることを示したものです。
「市民連合＠昭島」の立候補の要請に応え、田所良平候補は昭島市長選挙に立候補を決意し、9月６日に記者会見を行いました。わずか1カ月の短期間の闘いでした。
わたしたちは、田所良平候補を先頭に、多くの市民のみなさん、多くの団体のみなさん、そして様々な形でご支援をいただいた政党のみなさんと力を合わせて、「市民が主体」となって市長選挙を闘いました。
短期決戦を強いられたこと、現職市長が公開討論会を拒否したことなどにより市民の中に争点が十分に伝わりきらなかったこと、そのため投票率が伸び悩んだこが敗因だと思いますが、このようにさまざまに困難な条件のもとでの選挙でした。
今回の市長選挙は昭島市民にとっては極めて重要な選挙でした。いま昭島市民は、地上では巨大物流・データセンター建設問題、地下では人体に有害な有機フッ素化合物による地下水と土壌の汚染、空では横田基地のオスプレイ飛行再開で墜落の脅威にさらされています。とりわけ巨大物流・データセンター建設によって、自然と町が破壊され市民生活が深刻な影響を受けることが予想される中、現在の市政でいいのかが問われました。市民の命と暮らしを守る田所良平候補は、昭島と昭島市民の将来にとって重大かつ深刻な問題である巨大物流・データセンター建設を「立ち止まって考え」縮小・撤退の市政に変えることを訴え、多くの市民の共感と支持を得ました。
また、市民のくらしや子どもがすこやかに育つ環境と教育、高齢者の福祉などを訴えてきました。これからも、私たちと田所候補は市民が主人公の市政、市民のいのちと暮らしを守るために、田所候補と「みんなの会」が練り上げた市政政策を市民のみなさんと協力して実現するために全力をあげます。裏金事件など金権腐敗まみれの自民党が石破政権に表紙を変え、前言をひるがえし解散総選挙を行なおうとしています。
今こそ、自民党政治そのものを変えることが求められています。多くの市民のみなさんと各政党と力を合わせ、昭島から国政を変えるべく、「市民と野党の共闘」をさらに発展させる決意です。
田所良平候補と「対話でつながるみんなの昭島」は対話と市民参加の市政を実現するために、市民のみなさんの知恵と力をお借りして、一歩一歩ともに進んで行きたいと思います。今後とも、お力添えを頂けますようお願いいたします。
２０２４．１０．６「対話でつながるみんなの昭島」
選対事務局長 角谷・近藤