9月14日より配布の「対話でつながるみんなの昭島News号外2号」に掲載のお約束の概要から、田所良平がさまざまな市民と対話を続け、アップデートされた政策となります。告示日までアップデートが続けられるとのこと、是非ご覧ください。
昭島市政政策
2024.9.22
基本姿勢
市政の全般を通じて、市⺠を主⼈公とする「対話」を⼤切にしたまちづくり を進めます。
市⺠を「主⼈公」として、平和と⺠主主義、⼈権を守るとともに「将来にわ たって安全・快適に住み続けられる⽔と緑のまち昭島」をつくることを基本姿 勢とします。
【1】市政の主⼈公である市⺠との協働による「市⺠参加」の市政・まちづく りを進めます。
【2】市⺠のくらし・⼈権を優先するために、憲法と地⽅⾃治法に基づく市政 を進めます。
【3】市⺠のいのち・くらし・⼈権を守るために、必要に応じて、国や東京都 にも「物を申す」市政にします。
この基本姿勢を具体化するために、以下の各施策を実⾏します。
① 「昭島市⾃治基本条例」を制定し、市⺠がまちづくりに主体的に参加す る仕組みを市政の全体に徹底します。
・市内各地域で定期的にタウンミーティング・円卓会議(市⺠テーブル)など を開催し、市⻑⾃ら出席して、市⺠の声を市政に反映します。 ・市⺠が直⾯する課題について、市⺠と対話し、意⾒・要望を聴きながら⼀ 緒に解決します。 ・市⺠が直接声を届けやすい、透明で開かれた市⻑室にします。 ・各種審議会・委員会などの審議内容の公開を進めます。 ・公⽂書を適正に管理し、情報公開を進めます。 ・公職選挙における投票率向上を図るため、期⽇前投票所の設置場所・設置 期間を拡充するとともに、視覚障がい等があっても選挙に関する情報を得 たり投票したりしやすくなるよう、選挙においてもバリアフリー化を進め ます。
② マスタープラン等のまちづくりに関する市の上位計画と⺠間企業による ⼤規模開発との調整等をはかる「まちづくり条例」を早急に制定します。
巨⼤物流・データセンター計画への対応
渋滞・交通事故・⽇照・景観の悪化、環境破壊・CO2 排出削減計画崩壊の危 機、昭島駅北⼝の⽟川上⽔南側のゴルフ場跡地に巨⼤物流センターが建設される と 1 ⽇当たり5800台(往復で11600台)のトラックの運⾏によって、 通学路等での交通事故リスクの増⼤、交通渋滞、排気ガスによる⼤気汚染等、 さまざまな問題が⽣じます。
また、建設が予定されている⽇本で⼀番⼤きなデータセンターは、現在の昭 島市全域の 6 倍の電⼒が消費(⾼知県全体に匹敵)され、温室効果ガスが 4 倍 排出され、ごみは1・4倍排出されます。
3000本以上の樹⽊が伐採され、昭島市の貴重な緑と⽣物の多様性が失わ れます。⽔と緑のまちを掲げる昭島市の基本⽅針にも反するもので、市⺠の命 とくらしが脅かされる重⼤問題です。
昭島市⻑として、市⺠の命とくらしを守るために、事業者に対しても毅然と 対応します。
市⺠のいのちとくらしを守る責務
⺠間事業者の経済活動には⼀定の⾃由が認められているとしても、昭島市の 都市計画マスタープランや環境基本計画、周辺住⺠の安全、住環境への配慮が 求められることはいうまでもありません。
昭島市⻑は、⼟地の権利を取得した事業者の事業活動によってこれらが侵害 されることのないよう、計画段階で事業者と協議を尽くし、市⺠のみなさんの いのちとくらしを守る責務があると考えます。
昭島市宅地開発指導要綱にのっとり、事業者は、交通安全対策について、関 係法令を遵守するとともに、事業地周辺の通学路及び通学区域の安全確保につ いて市⻑及び関係機関と協議しなければなりません。
また、事業主は、①再⽣可能エネルギーの利⽤、②省エネルギーの推進、③建築物の熱負荷の低減、④ ⽔循環、⑤その他環境に配慮した取組についても市⻑と協議しなければなりません。
市⻑としてできること
① 市⺠と対話し、必要となる具体的な交通安全対策や、環境負荷低減の程 度等について市⺠の意⾒・要望をしっかり聴き取ります。
② 交通安全の確保、電⼒消費量や CO2 排出量、排熱処理等について環境負 荷のない措置について、発⽣交通量や電⼒消費量を減らすための計画縮⼩ や撤退を求める市⺠の切実な要望を伝えることも含めて、事業者との協議 を尽くします。協議が整わない限り、宅地開発指導要綱上の市⻑同意はで きないと考えています。
③ これまで事業者から市⺠のみなさまへの説明会はありましたが、これは 事業者の計画を市⺠に説明するものであって、協議や対話の場ではないと 理解しています。事業者側の計画と昭島市⺠のくらしや環境への配慮の⼀ 致点を⾒出すためには、市⺠・事業者・昭島市の三者による対話の場をも うけます。専⾨的知⾒に基づいた協議が⾏えるよう、専⾨家の参与も検討 します。
④ 事業者の計画を前提とした「⽟川上⽔南側地区地区計画(案)」の策定に ついてはいったん⽴ち⽌まり、地権者の意向のみならず、マスタープラン との整合性や市⺠の意⾒も踏まえて、⾒直しを検討します。
すべての昭島っ⼦を笑顔に
1)⼦どもの権利保障をはかる総合的な条例の制定
どの⼦も⾃分らしく、のびのび成⻑でき、教員も⽣き⽣き働ける教育環境 をつくります。 そのために、⼦どもたちとともに、⼦どもたちの意⾒に基づき、⼦ども権 利保障をはかる総合的な条例を制定します。
2)⼦どもたちが安⼼して笑顔で学べる学校⽣活を保障します
① ⼩学校・中学校の現場が⼦どもにとっても教職員にとっても息苦しいも のとなっており、不登校の児童⽣徒が多数存在し(令和5年度、⼩学校1 45名、中学校172名)、⼼⾝の健康が害されている教員も少なくないこ と、こうした事情もあって教員不⾜が深刻な事態に陥っていることを重く 受け⽌め、児童・⽣徒の意⾒や要望、現場の教職員の意⾒や要望等も適切 に把握したうえで、これらの問題の根本的な解決を⽬指します。
② 学校をよくしようとする校⻑や副校⻑、教職員が⾃由にのびのび学校運 営ができるよう、教育委員会の校⻑・副校⻑や教職員に対する管理、評価 のあり⽅の⾒直しを求めます。
③ 全ての児童・⽣徒が笑顔でいられる学校づくりを奨励し、その実現に向 けて学校ごとに、学校関係者や児童・⽣徒、保護者、地域住⺠が学ぶ機会 をもつこと等を後押しします。
④ 学びの環境を保障するため、少⼈数学級(20⼈)の早期実現を国と東京都 に求めるとともに、昭島市独⾃の取り組みを進めます。(2020年7⽉3 0⽇、全国の⼩学校・中学校・⾼等学校の各校⻑会が⽂部科学⼤⾂に要請)
⑤ 昭島市内の⼩中学校の給⾷を昭島市内の安全な農産物(特に有機農産物)を 使った、安全で温かい給⾷を⼦どもたちに提供します。
⑥ 給⾷費無償化の継続や、修学旅⾏や教材の助成の拡充・完全無償化など、 義務教育に伴う保護者の経済的負担の解消・軽減を求めます。
⑦ 授業以外の業務にも追われる教職員の⻑時間残業を解消するために、教員 の事務作業をサポートする職員や、児童・⽣徒へのサポートを補助する学 習⽀援員を増員します。
⑧ 教職員の健康を守るため、安全衛⽣委員会に相当する機関の設置、産業医 に準ずる医師・保健師の配置など、教員の労働環境を改善する仕組みを学 校単位で導⼊します。
⑨ ⼩中学校でのいじめ問題には、決して⾒て⾒ぬふりをせず、⼦どもたちの いのちと⼈権を最優先し、解決のために最善を尽くします。
⑩ 特別⽀援学級、通級指導学級、特別⽀援教室の整備・充実につとめます。 通学の負担軽減に努めます。
⑪ 学校図書館(図書室)に司書を配置するなど充実します。
⑫ 熱中症防⽌のため、体育館のエアコン設置に続いて、断熱化を進めます。 教室のエアコン、その他⽼朽化した設備や施設の更新、修繕等を進め、児 童・⽣徒が快適に学べる環境を早急に回復します。
⑬ 不登校の⼦どもやひきこもり⻘年の居場所を、市⺠とも協働してつくりな がら、フリースクールなどの出席も学校の出席⽇数としてカウントした り、学習の遅れを⼀⼈⼀⼈に合わせて補う場をつくる等、⼦どもの進路を 狭めないための施策を実現します。
⑭ 猛暑が続く環境を想定し、⼩学校のプール授業を安全・適切に開催できる ⽅法を教員の負担にも配慮しつつ検討します。
3)安⼼できる⼦育てを⽀援しつつ、⼦どもの貧困をなくします。
① 保育園、学童保育の待機児童を解消します。
・安全で安⼼して預けられる認可保育園の増設を⽬指します。
・きめ細かな障がい児の学童保育を充実させます。
・発熱等によって保育園に預けられない⼦どものための病児保育を充実します。
・普段は保育園を利⽤していない⼦でも⼀時的に保育してもらえる預り保育 をもっと利⽤しやすく拡充します。
・保育⼠、学童保育指導員などの労働条件を改善するための施策を早急に検 討し、⼈⼿不⾜の解消を⽬指します。
・昭島市として、ただちに⼦どもの貧困の実態を調査し、⼦どもの貧困をな くすための施策を検討します。
② ひとり親家庭への⽀援を進めます。 パート、派遣などの⾮正規労働者が増え、ひとり親家庭、特に⺟⼦家庭 の貧困が深刻です。
・シングルマザー(ファザー)への相談体制を拡充し、〈孤育て〉を防ぐ取り組 みを進めます。
・シングルマザー(ファザー)への就労⽀援を⾏います。
・⼦どもの進学などでの格差が⽣じないように教育や経済⾯での⽀援を進めます。
③ 緊急の貧困対策として、学区ごとに⼦ども⾷堂・フードバンクなどの取り 組みを市⺠と協働して進め、国や東京都の制度や補助⾦も活⽤して⽀援します。
④ 就学援助制度を拡充します。
⑤ 市独⾃の奨学⾦給付制度を市の財政措置で拡充を追求します。
⑥ ⼦どもへの虐待やネグレクトが増えています。⼦どものいのちと⼈権を守 るために、市のこども家庭⽀援センターを強化するとともに、東京都に児童 相談所の増設を求めます。
⑦ 多⼦世帯⽀援、多胎児家庭⽀援、移動経費助成事業等を拡充します。
4)⼦どもが安全に遊べる居場所を増やします。
① 児童館を増設、充実します。
② ⼦どもが⾃由に遊べる広場やジャブジャブ池・プレイパークなど特⾊ある 公園、緑豊かな公園を整備・充実します。ボール遊びや花⽕などできるだけ ⼦どもが⾃由に遊べる公園を、他の利⽤者や近隣住⺠にも理解を得る努⼒を しながら増やします。
すべての市⺠に優しい福祉制度
1)福祉の充実、くらしと⼈権を守る市政
健康保険税や介護保険料の負担軽減、⽣活保護制度の丁寧な運⽤など、全て の市⺠のみなさんが健康で⽂化的にくらせる昭島市にします。
① 国⺠健康保険税の負担軽減等
・昭島市の国⺠健康保険税の負担は三多摩の中でも⾼い状況です。全国知事 会でも国に財政補填(1兆円投⼊)を要求しています。国に国⺠健康保険税 の負担軽減を求めるともに、市としての独⾃の軽減に努めます。
・国⺠健康保険税の滞納者に対しては、⽣活や経済的状況を把握しながら⽀ 援の必要性等も検討し、滞納処分の執⾏停⽌を積極的に活⽤します。
・健康保険証の廃⽌は、資格証明書の発⾏事務が過⼤な負担になったり、国 ⺠皆保険制度を有名無実化するおそれがあることから、保険証廃⽌による 影響や問題点を検証し、国へ廃⽌取りやめの要望など必要な対応をします。
② 誰もが受けやすいに⽣活保護制度を丁寧に運⽤します。
・困窮時に⽣活保護を利⽤することは権利であることをポスターやホームペ ージ等で周知します。
・ケースワーカー等職員の負担を減らすべく、⼈員増を追求します。
・誰もが困窮した時に安⼼して利⽤できるよう、適切かつ丁寧な運⽤を実現 するべく、職員の研修体制の充実や業務フローの⾒直しなども検討します。
③ PCR検査、ワクチン接種と治療費の公費負担を求めます。 国が新型コロナを 5 類に変更したため、PCR検査もワクチンも治療費も保 険適⽤で⾃⼰負担が⾼額となってしまいました。早期に PCR 検査、ワクチ ン接種など適切な治療を受けられるように「公費負担」を求めます。
④ 昭島市に保健所を設置することを求めます。 以前は⼈⼝10万⼈以上の市には保健所があり、三多摩には昭島市をはじめ 31か所(保健相談所を含む)がありました。統廃合により、現在⽴川にある 保健所は、6⾃治体・65万⼈以上を管轄しています。昭島市に保健所を設 置することは急務であり、東京都に強く設置を求めていきます。
2)⾼齢者にやさしいまちづくりを進めます
① 独居、⽼々介護が増えている中で、重くなっている⾼齢者の税負担などを できるだけ軽減するべく、介護保険料や後期⾼齢者医療保険料の負担軽減 を求めていきます。
② ⾼齢者世帯へのエアコン設置のための助成をします。
③ 保健師などによる健康相談、訪問相談を拡充します。
④ 介護・医療・福祉の地域包括ケアを進めます。
⑤ 特別養護⽼⼈ホームの増設・充実を進めます。
⑥ 補聴器購⼊の助成を増額します。
⑦ 介護職員の労働条件について実態調査をし、国と東京都に改善を求めます。
⑧ 介護職の⼈⼿不⾜が深刻な事態に陥っていることを直視し、⼈材確保に向 けて、介護事業者の意⾒や要望を聴きながら、家賃補助や委託料の引上げ 等予算の伴う施策も含めて、実効性のある施策を早急に検討、実施します。
3)障がいのある⽅とともに
障がいのある⽅もその⼈らしく、学び、働き、社会に参加しながら地域で暮 らせるまちづくりを進めます。
① 障がいのある⼈もない⼈も共に暮らしやすいまちをつくる条例を、障がい のある市⺠のみなさんとともに制定します。
② 障がいのある市⺠への差別をなくすための取り組みを進めます。
③ 基幹障がい者相談センターの創設を追求します。
④ きめ細かな障害児の学童保育を充実します。
⑤ ショートステイやデイサービスなど、障がい者が地域で⽣活できる場を充 実します。
⑥ 障がい者福祉に携わる事業者と対話しながら、家賃補助や委託料の引上げ 等予算の伴う施策も含めて、障がい者をケアする⼈材の確保、事業経営の 安定につながる施策を検討、実現します。
⑦ 障がい者教育や、形だけでなく働き甲斐のある障がい者雇⽤を充実させます。
多様性を⼒に
ジェンダー平等の推進をはじめ、市独⾃のパートナーシップ制度を創設する など、あらゆる多様性を尊び、活⼒にする昭島市にします。
① ⼈種 、国籍、信条、性のありよう、障害、年齢、出⾝地、経歴等の様々 なちがいを認め合い、いかなる差別を受けることなく、 社会 、⽂化 、経 済その他のあらゆる分野で、誰もが個性を⾒出すことができるまちを⽬指し ます。その実現に向け、あらゆる⼈々の様々な多様性を認め合い、⼈権を尊 重し、誰もが等しく参加し、⾃分らしく安⼼して⽣きることができる社会 を推進するため、市⺠と対話しながら、市⺠とともに、多様性を認め合う社 会を推進する条例を制定します。
② 同性カップルをはじめ、多様性を認める昭島市独⾃の「パートナーシップ制度」を導⼊します。
③ LGBTQ・性別違和感などで悩む⼦どもと保護者の相談・⽀援の窓⼝を設置します。
④ 配偶者や家族からの暴⼒(DV)・デートDVなどの被害をなくすため、予 防・啓発活動を推進し、ワンストップ⽀援センターのような相談窓⼝を整 え、市独⾃のシェルターの設置も追求します。
⑤ ⼥性の地位の向上に努めジェンダーバランスに配慮した市政運営に努めます。
はたらく⼈を⼤切に
公契約条例の導⼊や、市の⾮正規職員の待遇改善など、物価⾼騰に負けない 賃上げ、ハラスメントのない職場環境、ワークライフバランスの充実を昭島市から広げます。
① 労働基準法違反など違法な働き⽅を根絶するため、市の相談体制を充実し、労働基準監督署の機能強化を求めます。
② 公契約条例を制定し、市の事業における適正な労働条件を確保するとともに、最低賃⾦の引き上げを促進します。
③ 正規雇⽤や賃⾦の増額、福利厚⽣の充実を実現しつつ安定した経営を実現する企業経営のあり⽅を市内の中⼩企業・⾃営業者とともに学び、奨励します。
④ 昭島市の職員は宝です。職員を⼤切にし、その⾼い能⼒を如何なく発揮して市⺠の皆様へ良質でクリエイティブな⾏政サービスを提供します。
⑤ 職員が適切なワークライフバランスを実現できるよう、あり⽅、やり⽅の改善を徹底します。
⑥ 会計年度任⽤職員の再度任⽤の上限の撤廃など市の⾮正規職員の労働条件の改善と正規職員化をめざします。
⽔と緑を守る
1)市独⾃の PFAS 調査や⾎液検査の補助を⾏い、深層地下⽔ 100%のあきしまの⽔を守ります。
三多摩各地域だけでなく昭島市においても、PFAS汚染が広がっています。
PFASは⽔道⽔を通じて⼈体に取り込まれ発がん性があり健康への有害な影響があります。
昭島市の飲料⽔は深層地下⽔だから安全と⾔われますが、 ⾎中濃度を検査した50⼈中19⼈(38%)が健康被害の恐れがある数値を 上回る驚くべき結果でした。
昭島市内の⽔汚染の実態を把握し、PFAS汚染から市⺠の命と健康を守る適切な対策が急務となっています。
① PFASが体内に蓄積されているかの⾎液検査を公費負担で実施します。
② 市内の上下⽔道、湧⽔、河川、そして井⼾⽔(⼟地所有者の求めに応じ)のPFAS汚染及び、⼟壌汚染の実態調査を進めます。
③ 横⽥基地の泡消⽕剤の漏出事故の実態を明らかにすることを求めます。
④ PFAS 汚染源と推測される横⽥基地への⽴ち⼊り実態調査の実現を求めます。
2)市の温暖化対策や環境基本計画に着実に進めます。
① 昭島市として気候⾮常事態宣⾔を⾏なったこと、再エネ100宣⾔ REAction に参加したことを踏まえて、 気候変動問題・環境問題に対する危機感を市⺠と共有し、省エネ・再エネを推進する取り組みを推進します。
② 原発ゼロを昭島市内から発信し、市役所など市の施設の再⽣可能エネルギー電⼒への切り替えを進めます。
③ 市役所、市の施設に太陽光発電システムの設置を進めます。
3)昭島の緑と都市農業を守ります。
① 昭島産ブランドの新鮮な野菜を市⺠に供給するため、農業後継者を⽀援し、⽣産緑地地区に指定された農地の保全を図ります。
② 農業が継続できなくなった農地については、市がその⼀部を買い取り、市⺠農園として活⽤します。
③ 多摩川をはじめとした市内の⾃然環境を守る施策を充実します。
④ 緑地保全のための市街地景観条例を制定します。
⑤ 「緑の回廊」を広域的に整備し、⽣物多様性を守る取り組みを研究・推進します。
⑥ ごみの発⽣抑制・減量・リサイクルを進めるとともに、⽼朽化した清掃センター問題を喫緊の課題と認識して、解決を図ります。
⑦ 昭島の⽔道は市の直営を守ります。
いのちを守るために
1)プライバシーが守られる安⼼・安全な避難所を整備するなど、災害に強い昭島市にします。
① 体育館や避難所になる場所の断熱、内装の耐震化、災害時に備え、 国際基準(スフィア基準)にのっとった安全で、清潔な過ごしやすい避難所を整備します。 また、避難所における感染症対策に万全を期します。市⺠参加による避難所運営訓練を推進します。
② 市内の農地・畑や空地の、緊急避難所としての活⽤を検討します。
③ 住宅の耐震化、難燃化の⽀援制度を充実します。
2)オスプレイや低空⾶⾏訓練などで市⺠の安全が脅かされないよう、強く申し⼊れます。
横⽥基地所属のオスプレイが昨年11⽉29⽇に緊急着陸しようとして、屋 久島沖の海上に炎上墜落し20〜30代の 8 名全員が死亡しました。
横⽥基地のオスプレイは昼夜を分かたず昭島市上空の⾶⾏を繰り返し、市⺠ は騒⾳被害を受けながら感じ続けていた墜落の恐怖が現実のものとなりました。
そもそもオスプレイは不時着や墜落を繰り返す⽋陥機で、製造が中⽌さ れ、⽶国以外で⾶⾏しているのは⽇本だけです。
墜落事故以来⾶⾏を停⽌していましたが、 墜落原因も明らかにされないまま7⽉2⽇に⾶⾏再開が強⾏され ました。⼈⼝が密集する昭島市内に墜落したら、⼤惨事となります。
① 直ちに、オスプレイの⾶⾏を停⽌すること、横⽥基地からオスプレイ撤去することを求めます。
② ⼈体に被害を与えるとされるオスプレイ低周波⾳の測定を国に求めます。暫定的に市での調査・測定も検討します。
地域コミュニティを活性化し、住みよい、賑わいのある
まちづくりを市⺠主体で進めます
市⺠参加の街づくり協議会をつくり、市⺠の声を反映した「まちづくり条例」を制定します。
① 地域の市⺠同⼠の交流が⾃然と⽣まれる場を創設、拡充します。
② 地域商業を衰退させず、⽣活に便利な街、潤いのある街を⽬指し、中⼩・零細企業、商店街の発展と活性化のための施策を進めます。
③ ⽂化芸術・スポーツを⼤切にし、市⺠の⾃主的活動を⽀援します。
・ 街⾓コンサートや商店街の壁⾯・シャッターの装飾など、市⺠の参加によりアートや⾳楽に溢れる街を⽬指します。
・ ⼩中学校の⽂化芸術鑑賞を⽀援します。
・ 公⺠館・市⽴会館などの公共施設を市⺠が使いやすいように整備・充実します。
・ 市⽴図書館(分館や移動図書館も含む)の内容を市⺠が使いやすいよう充実します。
④ 未来を担う⻘少年のための施策を推進します。
・若者のくらしと学習の⽀援(家賃や授業料)を⾏います。
・若者議会の設置など、若者が市政に参加するための仕組みをつくります。
・地域内の主要な⽣活道路については、⼈や⾞が安全に通⾏できるよう、道路の拡幅や歩道の分離を進めます。
・救急⾞や消防⾞が通れないような、幅員が 4mに満たない⽣活道路については、地区計画制度等の都市計画的⼿法を活⽤し、地区住⺠の合意を図り、セットバックを含め必要な道路空間を確保します。
・コミュニティバス(Aバス)については、市⺠の利⽤実態及び近隣市の運⾏状況等を調査し、ルート数、運⾏時間帯、バス停などを追加・改善し、利便性を⾼めます。
・コミュニティバスの利⽤を⾼めるよう、市の広報でPRするとともに、ルートやバス停を記した地図及び時刻表の⼀覧を作成し、全⼾配布します。
⑤ 住宅問題の改善・解消に努めます。
・30年も都営住宅は建設されていません。市内への建設を東京都に求めます。
・都営住宅・公社住宅へのエレベーター設置を求めます。
・貧困世帯や若者に家賃補助や公的保証制度を導⼊します。
・住宅のバリアフリー化の助成、住宅リフォームの助成を、特に市内の事業者を対象にして拡充します。
憲法に基づき、平和・⺠主主義・市⺠⽣活を守る昭島市にします。
1)横⽥基地の問題で、国や⽶軍当局にいうべきことは⾔う姿勢に転換します。
横⽥基地を離発着する⽶軍機の⾶⾏が急増し、騒⾳被害で市⺠⽣活が脅かされています。
また、⽶軍機によるパラシュート降下訓練等での落下事故や泡消⽕剤漏洩(PFAS 含有)など市⺠⽣活が危険にさらされています。
① ⽶軍機の⾶⾏⾼度測定を国に求めます。暫定的に市による測定を実施し、⽶軍機⾶⾏について航空法を遵守するよう国と⽶軍当局に要求します。
② ⼟地利⽤規制法の⼀⽅的な横⽥基地周辺の特別注視区域の指定(1km)について説明会等の開催を求めます。
③ 横⽥基地の強化に反対し、⽇⽶地位協定の改定を求めます。(2018年に全国知事会が「⽇⽶地位協定の抜本改定を求める提⾔」を全会⼀致で採択)
2)憲法を活かし、核兵器廃絶を求め、⾮核平和都市昭島を実現します。
1982年に「⾮核平和都市宣⾔」をした昭島市にふさわしい取り組みを進めます。
① ⼩中学校での戦争体験・被爆体験などの平和教育の⽀援を進めます。
② 市⺠講座などを活⽤し、市独⾃の平和事業を市⺠参画で充実します。
③ 国連での核兵器禁⽌条約が採択(2017 年 7 ⽉ 7 ⽇)し、2021 年 1 ⽉ 22 ⽇に発効しました。唯⼀の戦争被爆国である我が国が署名し、批准するために、昭島から発信していきます。
④ ⼈権と平和の都市、昭島へ「⼈権尊重都市宣⾔」を⾏い、いじめや差別、ハラスメントにきめ細かく対応できる態勢を整えます。⾮核平和都市宣⾔を堅持します。
以上
2024年9月21日 キックオフ集会で調印した政策
キックオフにおいて調印された「対話でつながるみんなの昭島」との協定文書
田所良平のお約束
チラシ掲載概要
市民を「主人公」として、平和と民主主義、人権を守るとともに「将来にわたって安全・快適に住み続けられる水と緑のまち昭島」をつくることをめざします。
市政の全般を通じて、「対話」を大切にしたまちづくりを進めます。
巨大物流・データセンターから子どもと市民を守る
通学路での事故、渋滞・大気汚染・日照・景観の悪化、3000本超の樹木伐採で生物多様性の喪失、消費電力は昭島市全体の6倍、CO2排出は4倍、排熱によるヒートアイランド現象などの懸念も。
事業者との協議で見直し・撤退の検討を求めます。住みよい昭島のために全力を尽くします。
すべての昭島っ子を笑顔に
どの子も自分らしく、のびのび成長でき、教員も生き生き働ける教育環境をつくります。
病児保育、児童館、学童保育の充実など、子育て支援に取り組みます。
福祉の充実
健康保険税の負担軽減、生活保護制度の丁寧な運用など、全ての市民のみなさんが健康で文化的にくらせる昭島市にします。
高齢者にやさしいまちづくり
独居や老々介護の方も安心できるよう、在宅でも見守りの体制づくりを進めます。
エアコン助成等の各種助成制度を充実させつつ負担を減らします。
障がいのある方とともに
障がいのある方もその人らしく、学び、働き、社会に参加しながら地域で暮らせるまちづくりを進めます。
多様性を力に
ジェンダー平等の推進をはじめ、市独自のパートナーシップ制度を創設するなど、あらゆる多様性を尊び、活力にする昭島市にします。
はたらく人を大切に
公契約条例の導入や、市の非正規職員の待遇改善など、物価高騰に負けない賃上げ、ハラスメントのない職場環境、ワークライフバランスの充実を昭島市から広げます。
水と緑を守る
「市の温暖化対策や環境基本計画に着実に沿った運用を行います。
市独自のPFAS調査や血液検査の補助を行い、深層地下水100%のあきしまの水を守ります。
いのちを守るために
プライバシーが守られる安心・安全な避難所を整備するなど、災害に強い昭島市にします。
オスプレイや低空飛行訓練などで市民の安全が脅かされないよう、強く申し入れます。